
連休明けの初日…起き上がりたくないし、通勤も憂鬱すぎる



始業しても、しばらく上の空でぜんぜんエンジンがかからない
帰省や夏休みなど、長めの休みが明けたあと。そんな状態になっていませんか?
わたしは会社員生活で、最大16日間も連続で休んだことがあります(旅先のアクシデントで延びました)。
その初日は、まあエンジンがかからないこと。とくに在宅勤務だと、出社という切り替えの合図がないぶん、余計にひどくなりました。ふだんは始業前から動けるのに、長期休暇明けだけは、席についてマシンを開いても上の空——。
でも、何度も経験するうちに気づきました。
休み明けの立て直しは、気合いではなく”仕組み”で乗り切れる。しかも、休みに入る前から仕込んでおけるのです。
- 連休明けにギアが入らない”本当の正体”
- やる気を”待たずに”本調子へ戻す3ステップ
- 逆効果になる、やってはいけない3つ
読み終えるころには、次の連休明けが少しこわくなくなっているはずです。
「行きたくない」気持ちが強い方や、毎週の月曜がつらい方は、こちらも合わせてどうぞ。


ギアが入らない本当の正体


連休明けにエンジンがかからないのは、あなたの気合や根性が足りないからではありません。
休みのあいだに乱れた生活リズムが、まだ戻っていないだけです。
長い休みでは、つい夜更かししたり、朝ゆっくり寝てしまいますよね。
すると体内時計が”時差ぼけ”のような状態になり、頭も体も仕事モードに戻りきりません。
とくに在宅勤務は、満員電車や身支度といった「切り替えの合図」がないぶん、リズムのズレをそのまま引きずってしまいます。
めのめMEMO
16日間の休みのときは、正直、本調子に戻るまで3日ほどかかりました。初日は完全に上の空、2日目でようやく手が動きはじめ、3日目にいつものペース…という感じです。
とくに在宅だったので、朝の”通勤リセット”がなく、休みモードをずるずる引きずったのが大きかったと反省しています。それ以来、長い休みの前ほど、むしろ「戻り方」を意識するようになりました。
そもそも帰省そのもので気疲れした…という方は、行きしなの対策をこちらにまとめています。


本調子に戻す3ステップ


正体がリズムのズレなら、やることはシンプルです。
リズムを整え、小さく動き出し、楽しみで前に引っ張る——この3つで、無理なく本調子に戻せます。
休み中もリズムを保つ
いちばん効くのに、いちばん見落とされがちなのがこれです。
休みの日も、できるだけ仕事の日と同じ時間に起き・食べ・寝るだけで、明けの戻りがまるで違います。
もちろん、休みなのだから夜更かしする日も、寝過ごす日もあっていい。
大事なのは、崩れたままにせず”戻す前提で崩す”こと。とくに連休の最終日を「1日かけてリズムを戻す日」にあてると、初日がぐっとラクになります。
たとえば最終日は、いつもの起床時刻に起き、日中に少し体を動かし、夜は普段の就寝時刻に布団に入る。
旅行や帰省なら、最終日は早めに切り上げて”いつもの夜”を取り戻すイメージです。1日あれば、体内時計はかなり戻せます。
めのめMEMO
若い頃はお金がきつく、交通費がもったいなくて、休みはリフレッシュに全振り——最終日まで予定を詰め込んでいました。あるとき、夕方に乗る予定の飛行機が悪天候で大幅に遅延。なんとかその日のうちに帰れたものの、もうヘトヘトでした。
案の定、翌日は仕事のパフォーマンスが上がらず、上司から「まだ旅行気分が抜けてないんじゃない?」とチクリ。おまけに旅行の荷物やお土産の片付けも残っていて、さらに疲弊…と散々な悪循環でした。あれ以来、”最終日はリズムを戻す日”と決めています。
午前は小さな作業から
「やる気が出てから本気を出そう」と思っていると、いつまでも始まりません。
やる気は、動く”前”ではなく、動いている”うちに”出てくるものだからです。
そこでおすすめなのが、休みに入る前に「明けの初日にこなす軽い作業」をわざと残しておくこと。
タスクリストの整理、定例会議の資料づくりなど、頭を使わずに手が動くものが理想です。
わたしも明けの午前は、そんな小さな作業をこなしながら、ゆっくりアクセルを踏んでいます。
在宅勤務の人は、”疑似通勤”で切り替えの合図を作るのも効きます。
いつもの服に着替える、一度外に出て軽く歩いてから席につく——それだけで、休みモードから仕事モードへの切り替えがずいぶんスムーズになります。



ハイブリッドワークの人は、敢えて休み明けは出社する予定にしておくのも有効です。
そもそも朝の立ち上がりが苦手…という方は、習慣で動けるようにするコツをどうぞ。


定時後に楽しみを置く
やる気が出ないときでも、人は具体的な楽しみが待っていれば動けるものです。
連休明けの日は、定時後にちょっとした予定を入れておきましょう。
大げさなものでなくて大丈夫。
家族と少し豪華な夕食にする、ゆっくり映画を観る、それだけで「今日を乗り切ろう」という燃料になります。
ゴールが見えていれば、上の空だった午前も自然と前に進みます。



リズムを整えて、小さく動いて、楽しみで引っ張る。気合いに頼らないから、続けられるんです。
やってはいけない3つ


よかれと思ってやりがちなのに、かえって立て直しを遅らせてしまう行動もあります。
わたし自身の失敗も含めて、3つ挙げておきます。
- やる気が出るまで待つ:待っていても出ません。先に少し動くのが正解
- 最終日に寝溜めする:体力回復のつもりが、逆にリズムを崩して悪影響
- 明けを午後から出社にする:午前に動いてエンジンがかかった同僚との温度差がつらい
とくに寝溜めは落とし穴です。
長く寝るほど体内時計はさらに後ろへずれ、夜に眠れず翌朝もっとつらい…と逆回転してしまいます。
午後出社も、午前で温まった同僚との差が開くだけ。だからこそ、寝て取り戻そうとするより、最終日を”リズムを戻す日”にあてるほうが効きます。
まとめ|立て直しは休む前から


休み明けの立て直しは、明けてから頑張るものではありません。
休みに入る前から仕込み、”戻す前提”で崩しておくもの。それだけで、初日のしんどさは大きく変わります。
- ギアが入らない正体は”戻っていないリズム”
- リズムを保つ→小さく動く→楽しみで引っ張る、の3ステップ
- やる気待ち・寝溜め・午後出社はNG。最終日はリズムを戻す日に
ここまで紹介した戻し方は、お盆でも年末年始でもGWでも、長期出張の明けでも同じように使えます。
まずは次の連休の最終日から、試してみてください。
ただし、毎回の連休明けが異常につらい・休み明けても気分が晴れない日が続く——そんなときは、リズムの問題ではなく、心や体からのサインかもしれません。無理に立て直そうとせず、休んだり誰かに相談したりするのも、立派な選択です。
完璧に立ち上がろうとしなくて大丈夫。まずは今日1日、小さな作業からで十分です。
立て直しに不安がなくなれば、休み中も気兼ねなくしっかりリフレッシュできますよ。



休みを楽しむためにも、戻り方を知っておく。それがいちばんの”休み上手”だと思います。
連休に関係なく、毎日なんだか疲れている…という方は、体力を温存する習慣術もどうぞ。


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