12月は、やることが一方的に増えていきます。
仕事も家庭も、この時期だけ予定が重なります。

どれも大事なんだけど、全部はさばききれない…
毎年この時期に思うのは、増やす工夫よりも、減らす判断のほうが効くということです。


我が家は、年賀状をやめました。年末年始の帰省もやめました。
一方で、大掃除はやめていません。日を決めて、家族で一気に片づけています。
この記事では、やめたものと、やめずに固めたものを分けてお伝えします。
- 在宅勤務の年末が、特にしんどくなる理由
- 年賀状をやめて、実際どうなったか
- 年末年始に帰省しないという選択
- 大掃除だけは「やめずに日を決める」理由
帰省すると決めている方は、気疲れを減らす工夫をこちらにまとめています。


在宅の年末は切り替えがない


年末がしんどいのは、気のせいではありません。
仕事と家庭の両方で、この時期だけイベントが一気に増えます。
仕事側で増えるもの
まず仕事です。
通常の業務に加えて、締めと付き合いが同時に積み上がります。
- 仕事納め
年内に片づける案件が、期日をそろえて前倒しでやってくる - 忘年会・新年会
日程がこちらの都合では決まらない - 挨拶回り
相手ありきなので、動く時間が読めない
どれも「やらなくてもいい」とは言いにくいものばかりです。



自分自身が年休をとって年末年始休暇を伸ばしたり、部下や顧客が早めに休暇に入る場合は、仕事納めがより一層厳しくなりますよね。
忘年会・新年会の乗り切り方は、こちらにまとめています。


家庭側で増えるもの
やっかいなのは、家庭側も同じ時期に動き出すことです。
子どもの冬休みが始まり、大掃除と年末年始の準備が重なります。
- 子どもの冬休み
日中の在宅時間が一気に増える - 大掃除
やる日を決めないと、ずっと頭の片隅に残り続ける - 年末年始の準備
帰省するかどうかから決める必要がある
どちらか一方だけなら、なんとかなります。
厄介なのは、これが同じ数週間に集中することです。



12月はクリスマスや本格的な冬に入るための準備など、他にもイベントが重なるので本当に大変です。
切り替える時間がない
そして在宅勤務だと、もうひとつ条件が悪くなります。
仕事と家庭を切り離す時間がないのです。
オフィスに通っていた頃は、この2つが物理的に離れていました。
通勤という、頭を切り替えるための時間もありました。
在宅には、それがありません。
昼休みやトイレに立ったときでさえ、家庭のイベントの話を振られます。
そのたびに仕事の思考が中断されて、気づくと頭がパンパンになっています。



年末に限っては、在宅勤務の良さがそのまま裏目に出ている感覚があります。
年賀状をやめた


最初にやめたのは年賀状でした。
我が家はもう卒業しています。
やめて困ったことはない
やめる前は、失礼にならないかが気になっていました。
実際にやめてみると、困ったことは起きていません。
年賀状をやめたことが理由で関係が切れた人は、いまのところいません。
準備にかかっていた時間と費用が、そのまま12月の余白になりました。
代わりにLINEで一言
とはいえ、何もしないわけではありません。
つながりのある人には、LINEなどで簡単に挨拶をしています。
むしろこれを機会に、近況を少し交換するくらいの軽いやり取りが生まれました。
一方通行になりがちな年賀状より、会話が続くぶん気楽です。
年末年始に帰省しない


もうひとつやめたのが、年末年始の帰省です。
我が家は夫婦どちらの実家にも帰らず、家でゆっくり過ごしています。
混雑・費用・慌ただしさ
やめた理由は3つあります。
混雑すること、お金がかかること、そして年末年始そのものが慌ただしくなることです。
移動だけで体力を使い、着いた先でも完全には気を抜けません。
休みが終わる頃には、休んだ実感がないまま仕事が始まります。



どちらの実家に行くか。両方行くならどちらが先か、年越しはどちらで過ごすか…考えることが多すぎます。
実家には別の時期に行く
帰らないと決めたのは、実家と距離を置きたいからではありません。
時期をずらして、別のときにゆっくり帰るようにしただけです。
混んでいない時期のほうが、移動も滞在も落ち着いています。
結果として、顔を合わせる時間の質はむしろ上がりました。



「行かない」ではなく「年末年始は行かない」。この違いを家族で共有しておくと、話がこじれにくくなります。
大掃除は日を決めて一気に


ここまで「やめた話」が続きましたが、大掃除はやめていません。
やめる代わりに、やる日を決めています。
休日を決めて家族に宣言
少しずつ進めようとすると、12月中ずっと気が重いままになります。
だから先に休日を決めて、家族に宣言してしまいます。
仕事の日は、仕事納めなど目の前のことに集中します。
その間、妻には軽い整理や掃除道具の準備を進めてもらっています。
子どもの役割を先に決める
当日になってから子どもに指示を出しても、たいていうまくいきません。
何をやってもらうかは、子どもも交えて事前に話しておきます。
子ども用の掃除道具を用意して、当日すぐ動ける状態にしておきます。
長い時間は続かないので、決めたことをやりきったら褒めて、あとは好きにさせます。
自分が貢献したという満足感があるからか、そのあとで邪魔をされることもあまりありません。



我が家ではこんな仕事を任せていますよ。
・窓拭き
・ベランダをデッキブラシで磨く
・雑巾がけ
・ゴミ集め / 自分たちの荷物整理
幼い頃は大変だった
いまは小学生になり、十分に戦力になっています。
ただ、もっと幼い頃は、正直やらせるほうが大変でした。
めのめMEMO
「やりたい」と言ってくれる気持ちは、素直にうれしいものでした。
でも実際に手伝ってもらうと、あとから片づけ直すことになって、かえって時間がかかる。
当時は、正直そう感じていました。
それでも、あのとき手伝わせてよかったと思っています。
やりきって満足した経験が本人の成功体験になり、大掃除を楽しいイベントとして覚えることにつながったからです。
いま戦力になっているのは、効率をあきらめた何年かがあったからでした。
家事の分担そのものにモヤモヤがある方は、こちらもどうぞ。


家事代行は繁忙期に頼まない


家事代行は、水回りなどで使うことがあります。
ただ年末年始のような繁忙期に頼んだことはありません。
日を決めて家族で一気に片づけるやり方に落ち着いているので、この時期に外注するという発想がそもそもありませんでした。
外注を否定しているわけではなく、我が家のやり方に合わなかっただけです。
「家事代行が気になってる!」という方はこちらの記事を参考にしてみてください。


冬の年末にやりがちな失敗


最後に、冬ならではの失敗も正直に書いておきます。
寒さは、想像以上に朝の判断力を奪います。
暖かい時期は休みの日の方が早く起きて元気に動き回る子どもたちも、冬の寒さには勝てないようで学校がないと布団から出たがりません。
気持ちよさそうに寝ている暖かい子どもが隣にいると、こちらもつい誘惑に負けます。
めのめMEMO
一度、布団の中でうとうとしながら、その日が在宅勤務の日なのか出社の日なのかを取り違えたことがあります。
気づいたときには時間がなく、大慌てで支度をして家を出ました。
年末で気がゆるんでいたのだと思います。
それ以来、前日のうちに翌日の働き方やスケジュールを再確認しておくようにしています。
冬の朝の自分は、あてにしないほうが安全でした。
年明けなど長期休暇の仕事の戻し方は、こちらにまとめています。


まとめ|減らす前提で設計する


年末は、放っておくと予定が増える一方です。
だからこそ増やす前提ではなく、減らす前提で設計するほうが楽になります。
- やめたもの
年賀状(LINEでの一言に置き換え)/年末年始の帰省(時期をずらす) - やめなかったもの
大掃除。日を決めて、家族で一気に片づける - 在宅の落とし穴
仕事と家庭を切り離す時間がない - 冬の注意
朝の判断力が落ちる。前日に翌日の働き方を確認しておく
全部をやめる必要はありません。
やめるものと、日を決めて片づけるものを仕分けるだけで、12月の重さはずいぶん変わります。
年末に限らず疲れがたまっていると感じるなら、毎日の習慣を見直す記事もあわせてどうぞ。
連休そのものがしんどいと感じる方は、こちらの考え方が近いと思います。


疲れをためない働き方の記事は、こちらにまとめています



コメント