妻の飲み会が気になる旦那へ|感情の正体と向き合い方

アイキャッチ

妻の飲み会が気になって、なんかモヤモヤする……

別に浮気を疑ってるわけじゃないのに、素直に「楽しんできて」って言えない

妻が「来週、会社の飲み会があるんだよね」と言った瞬間、なんとなく気持ちがざわつく。
別に浮気を疑っているわけじゃない。
でも、素直に「楽しんできてね」と言えない自分がいる。

その感情の正体が「嫉妬」なのか「心配」なのか、自分でもよくわからない。
「こんなこと言ったら器が小さく見られる」と思って、ずっと飲み込んできた……

少し疲れた表情で椅子にもたれる会社員

めのめです。
現在は片働き家庭で、妻は専業主婦をしていますが、子供が生まれる前は共働きでした。

当時は、妻の会社の飲み会をきっかけに、険悪な雰囲気になることも少なくありませんでした。

この記事では、そんな私自身の2つの体験談をもとに、

この記事で整理したこと

  • 夫婦で感情を話し合うためのコツ
  • モヤモヤした気持ちの正体
  • 「感情には、ちゃんと理由がある」ということ

について整理しています。

夫婦関係をより良くすることはもちろん、あなた自身が自分の感情と向き合うきっかけになれば嬉しいです。

自分の飲み会をパートナーに了承してほしい方はこちら

目次

“行かせたくない”自分を責めなくていい

夜のリビングでひとりソファに座る男性

“嫉妬”と決めつけていないか

妻の飲み会が気になるとき、多くの人は自分の感情を「嫉妬」という言葉で片付けようとします。
でも、「嫉妬」は実はかなり幅広い感情のラベルです。

不安なのか、寂しいのか、取り残された感じなのか、それとも別の何かなのか。
「嫉妬」という言葉に押し込めてしまうと、感情の本当の正体が見えにくくなります。

自分の気持ちに対して「これは嫉妬だ、だから器が小さい」と結論を出してしまう前に、少し立ち止まってみてほしいのです。

“器が小さい”は誤診かもしれない

妻の飲み会が気になるなんて、自分は器が小さい人間だ

——そう自分を責めていませんか。

でも、それは誤診かもしれません。
気になってしまうのは、それだけ妻との関係を大切にしているからです。
大切にしていない関係なら、そもそも気にならない。

感情を「器の問題」にしてしまうと、感情そのものを見なかったことにしてしまう。
それより大事なのは、「なぜそう感じるのか」の中身に目を向けることです。

めのめ

わたし自身、「妻の飲み会が気になる自分」を長い間、器が小さいせいだと思っていました。でも、それは違いました。

体験談①|帰宅時間を守られなかった夜

深夜、部屋の時計と手元のスマホを見ている男性

“怒り”だと思っていたが違った

子どもが生まれる前の、共働き時代のことです。
妻が職場の飲み会に行くことになって、「11時には帰る」という約束をしていました。

でも、11時を過ぎても帰ってこない。連絡もない。
12時近くになってLINEを送ると、既読だけがついてなかなか返ってこない。

めのめ

約束したのに……なんで連絡一つよこさないんだ

当時のわたしは「約束を守られない怒り」だと思っていました。
妻が帰ってきてから言い合いになって、その夜は険悪な雰囲気のまま終わりました。

後から気づいた感情の正体

しばらく経ってから、ふと気づいたことがあります。
あのとき、わたしは「怒っていた」というより「怖かった」んじゃないかということです。

帰ってこない。連絡もない。その間、部屋でひとりで待っていた。
「何かあったんじゃないか」という不安と、「自分はここで待っているのに」という孤立感。

本当に感じていたのは「約束を軽く扱われた感覚」と「孤立感」でした。
でも当時はそれを「怒り」という言葉でしか表現できなかった。
だから妻にも伝わらなかったし、言い合いになってしまった。

めのめ

感情に正確な言葉をつけられるようになると、妻との話し合いがずっとやりやすくなりました。

感情の正体は”固有性の揺らぎ”

内省

仕事に責任感が強いタイプに多い

わたしは仕事において、「自分がやることの意義」にこだわるタイプです。
その場において代替が利きにくいことに意味を見出している。

そういうタイプの人は、夫婦関係においても同じ感覚を持ちやすい。
「妻にとって、自分は夫という替えの利かない存在でありたい」という感覚です。

「固有性の揺らぎ」とは、妻の言動を起因として、自分の固有性が薄れるような感覚のことです。
飲み会という、自分がいない場所で妻が楽しんでいる。それが刺激になる。

これは嫉妬でも、束縛でも、浮気への疑念でもない。
「自分という存在の価値が揺らぐ感覚」です。

“代替されたくない”感覚の正体

「代替されたくない」という感覚は、欲張りでも支配的でもありません。
これは、関係への深いコミットメントの裏返しです。

深く関わっているから、揺らぐ。
どうでもいい関係なら、揺らがない。

仕事で責任感が強く、チームや顧客、仕事に深くコミットするタイプの人が、夫婦関係でも同じように深くコミットしているのは自然なことです。
その感覚の正体を知ることで、自己嫌悪から少し楽になれます。

めのめ

「嫉妬」という言葉を使うのをやめたら、自分のことが少し好きになれた気がしました。

体験談②|妻が他の男性を褒めた日

会話のすれ違い

“比較されている感じがする”と伝えた

もうひとつ、今でも覚えている場面があります。
飲み会から帰ってきた妻が、

〇〇さんって、いつも話がうまくて面白いんだよね。

と言ったとき。

めのめ

……帰ってきてすぐ、他の男の話するのか

その場では黙っていましたが、しばらくして「なんか比較されてる感じがして、嫌だった」と伝えました。

妻の返答は、「え、比較なんてしてない。ただ、感じたことをシェアしたかっただけだよ?」というものでした。

“悪意がない”と”傷つかない”は別物

妻に悪意はなかった。それはわかっていました。
ただ楽しかった出来事をシェアしたかっただけ。

でも、こちらは傷ついていた。
悪意がないことと、傷つかないことは、まったく別の話です。

これが「感情の翻訳ズレ」の正体です。
妻は「楽しかったことを共有する(発信意図)」だったのに、受け取った側は「比較されている(受信結果)」になってしまった。

このズレに気づかないまま話し合うと、すれ違いのまま終わります。
「悪意がなかったんだから、傷つくあなたがおかしい」という方向に話が向いてしまうからです。

めのめ

このズレを言語化できるようになってから、妻との話し合いが「責め合い」ではなく「すり合わせ」になってきました。

揺らがないより”揺らぎ方を知る”

朝の光を浴びながら、穏やかに前を向く男性

そんな小さなことが気にならない自分になりたい

そう思うのは自然な気持ちです。
でも、完全に気にならなくなることをゴールにするのは、あまり現実的ではありません。

感情は消えない。感情は、あなたがあなたとして生きている証拠です。
大事なのは、揺らぎをなくすことではなく、揺らぎ方を知ること

「あ、また固有性の揺らぎが来てる」と自分の感情に名前をつけられると、少し俯瞰できます。
感情に飲み込まれるのではなく、感情を観察できるようになる。

そうなると、妻に向かって「怒り」として放出していたものを、「こう感じている」という言葉に変換できるようになります。
これが、夫婦の対話を変える最初のステップです。

めのめ

「揺らがない自分になる」より「揺らいでいる自分をわかっている自分になる」ほうが、ずっと現実的です。

「自分に原因があるのではないか」と、仕事も含めて自信のもてない方はこちらも参照

夫婦でできる話し合い3つのコツ

妻の飲み会に向けた話し合いのコツ

“相手への制約”より”自分が何を感じた”を

「行かせたくなかった」「帰りが遅すぎる」という言い方は、相手を責める言葉になりやすい。
妻側は防衛反応として「そんなに束縛しないでほしい」と返してきます。

かわりに使ってほしいのは、「自分がどう感じたか」を主語にした表現です。

使えるひと言

帰りが遅くなると、なんか孤立してる感じがして、ちょっとしんどかった

責めてるわけじゃないけど、連絡ひとつあると安心できるんだよね

「責めていない」ことを先に伝えてから、「こう感じた」を伝える。
そのフォーマットだけで、話し合いの温度が変わります。

事前に決めておくと楽になること

その場その場で「どうしてほしいか」を話し合うのは感情的になりやすい。
飲み会がないタイミングで、事前にルールを決めておくと楽です。

事前に話し合っておきたいこと

  • 帰宅が遅くなる場合は、何時頃に一度連絡を入れる
  • 「終電で帰る」か「タクシーを使う」か、方針を共有しておく
  • 子どもがいる場合は、翌朝の役割分担を先に決めておく

ルールというほど堅苦しいものではなく、「こうしてもらえると安心できる」という共有です。
お互いの安心ポイントを事前に確認しておくだけで、当日のトラブルが減ります。

日頃の行いで、話し合いのテーブルに立ってもらえるか怪しい自覚のある方は、まずこちらから

“翻訳ズレ”を前提に話す

妻が「他の男性の話」をするとき、悪意があることはほとんどありません。
でも、こちらは傷つく。そのズレを、最初から前提として話し合いに乗せてみましょう。

切り出し方の例

悪意があるとは思ってないんだけど、他の男性の話を聞くと、なんか自分の立場がわからなくなる感じがして

「悪意はないとわかってる」を最初に言う。
これがあるだけで、妻は防衛しなくて済む。そこから初めて、本当の対話が始まります。

めのめ

これだけで夫婦の問題が全てを解決するとは言いません。
それでも、あなたが意図せず相手に強い言葉を投げかけてしまうことや、いたずらに自分を責めることは少なくできます。きっと今よりも、前向きで理性的な対話ができるはずです。

まとめ|感情にはちゃんと理由がある

晴れやかな空

妻の飲み会が気になる、素直に送り出せない——その気持ちは、器が小さいせいでも、嫉妬深いせいでもありません。

それは、妻との関係に深くコミットしているからこそ生まれる感覚です。
その感情は、あなたが妻との関係をそれだけ大切にしているというサインです。

感情を「嫉妬」という言葉で片付けないで、ちゃんと向き合ってみてください。
自分の感情に名前をつけて、妻に「こう感じた」と伝えられるようになること。
それだけで、夫婦の空気は変わっていきます。

妻の飲み会で気持ちがざわついても、少し落ち着いて向き合えそうな気がしてきた

めのめ

感情の正体を知るだけで、ずいぶん変わりますよ。

感情の言語化が苦手なあなたはこちらもチェック

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