朝活に挑戦しては、気づけば元の夜型生活に戻ってしまう——そんな経験、ありませんか?
実はこれ、わたし自身が何度も繰り返してきた失敗です。
「朝の一人時間がほしい」と思っては夜ふかしし、仕事が忙しくなればまた挫折…。
でも今では、毎朝気持ちよく起きて、ブログを書いたり、散歩をしたりと、充実した朝の時間を過ごせるようになりました。
今回は、そんなわたしがようやく朝活を習慣にできた「9つのステップ」をご紹介します。
「朝活をやってみたいけど、自分には無理かも…」と感じている方や
過去に挫折したことがある方にこそ、読んでほしい内容です。
結論:朝活は、仕組みで誰でも実現できる
朝活は、1日の中で最も脳がリフレッシュされた状態で取り組める時間帯です。
しっかり睡眠を取れていれば、生産性も高く、健康面にも良い影響があります。
そして何より、朝活は「才能」ではなく「仕組み」で実現できます。
これから紹介する9ステップを実践すれば、睡眠時間を削ることなく、自然と朝活ができるようになります。
お金も特別な道具もいりません。ほんの少しの気合と、正しい順序がカギです。
さらにこのステップをすべて実践しても朝活が合わない場合は、自分が夜型であると自信を持って判断してOK。
失敗しても、自分に合ったスタイルを見つけられるだけで無駄にはなりません。

何度も失敗したわたしが、朝活を習慣にできた9ステップ
まず「なぜ朝活したいのか」を言葉にしてください。
ノートでもPCのメモ帳でもよいので書き出すのがベストです。
わたしの場合、「一人の時間がほしい」「ブログを書く時間がほしい」という不純(?)な理由でしたが、それでもOKです。
動機がはっきりしていれば、それが原動力になります。
朝起きられない最大の理由は、シンプルに「寝不足」です。
そして、睡眠は「質」より「量」が圧倒的に大事。
多くの人にとって7~8時間が必要と言われていますが、
日本人成人の平均睡眠時間は6時間程度ともいわれており、朝が苦手な人が多いのも納得です。
自分に必要な睡眠時間を知るには、
翌日が予定のない休みの日にアラームをかけず時間だけを記録してベットに入り、
自然に目覚めた時間を記録してみてください。
このとき、しっかり疲れてから寝ると正確な値が出やすいです。
個人差はありますが7〜8時間が基準で、ほとんどの人はこのあたりに落ち着くはずです。
ついでに、寝室の環境(光・温度・音)も障害になりそうなものを見直しておくとGOOD。
必要な睡眠時間がわかったら、起きたい時間から逆算して、ベッドに入る時間を決めます。
たとえば「朝6時に起きる」「7時間寝たい」なら、23時には布団に入っている必要があります。
自分が如何に夜更かししているかを気付かされる方も多いと思いますが、
これから改善していくのでネガティブに捉える必要はありませんよ。
大きく2つ計画が必要です。
1つは、朝活で取り組みたい内容です。
あなたの目的を踏まえて自由に設定しましょう、楽しい・達成感あるタスクがおススメです。
もう1つは、それ以外の朝に必要な準備作業のルーティン化です。
朝はやらないといけないことが多く、忙しいです。
朝活の時間を捻出するためにも、やるべきこととタイミング、順番を整理し、
流れるように作業できるイメージをしておきましょう。
たとえばわたしは、
- 朝活:ブログ執筆、散歩、読書、ジムトレ
- ルーティン:洗顔、身支度、朝食準備、子どもの身支度手伝い
をセットで組み込んでいます。
朝のタスクを流れるように処理できると、無駄な判断も減り、気持ちよくスタートが切れます。
「明日から毎朝6時に起きる」と家族に宣言しましょう。
わたしは朝が苦手なパートナーに代わって子どもの準備もしているので、感謝されるようになりました。
もし同居人がいない場合でも、LINEやSNSで「おはよう」報告する相手を作るだけでも効果があります。
最大の壁は、生活リズムを切り替える最初の1日です。
ここだけは気合で乗り越えてください。前日がどうであれ、設定した起床時間にとにかく起きて、日中は絶対に昼寝をしないこと。
わたしは、日中は活動的な予定を詰め込んで、昼寝をができない状況を作って乗り越えました。
夜に眠気が限界になったら、次のステップの準備完了です。
決めた就寝時間になったら、やりたいことがあっても潔く布団に入りましょう。
わたしは「マンガの続きは明日の朝起きて読もう」と決めて寝ています(笑)
眠くなったら30分〜1時間早く寝るのはOKです。
ただ夕方などあまりにも早い時間に寝てしまうとリズムができないので、
そこまではなんとか耐えてください。
大丈夫、ここまでできたあなたであれば残り数時間は耐えられます。
おめでとうございます。
スッキリとした朝を迎えられたのではないでしょうか?
朝活の内容は、必ずしも「すごいこと」である必要はありません。
特に最初の内は、早く寝るようになった時間帯で過ごしていた夜の習慣をしてもOKです。
わたしも気分が乗らない日は、ダラダラとゆっくり過ごすこともあります。
重要なのは、「毎朝起きる習慣を続けること」です。
朝スッキリ起きる習慣がつけば、自然と活動の意欲もでてくるので
そのタイミングで計画していた朝活を実行しましょう。
ちなみにわたしは、朝活で散歩やジム通いを続けたことで、13kgのダイエットにも成功しています。
残業が続いたり、飲み会や趣味のイベントなどでリズムが乱れることはあります。
でも心配いりません。やるべきことは変わりませんし、振り出しに戻るわけではありません。
STEP5またはSTEP6から再開すれば、すぐ元の朝活生活に戻れます。
一度成功しているあなたであれば容易なことです。
「まぁ、ちょっと調整すればすぐにリカバリできるか」と、
心置きなく夜の予定を楽しんできてください。
取り組む前に注意してほしいこと
このステップは、「睡眠に支障をきたすような直接的な問題がない前提」で組まれています。
もし慢性的な不眠や騒音・ストレスなど、明らかな外的要因がある場合は、そちらの解決を優先しましょう。
身体と心の安全が第一です。

よくある質問(Q&A)
- 朝活って、やっぱり日中にも良い影響ある?
-
はい。わたしはむしろ朝活よりも「その後の仕事が捗ること」の方に驚きました。
集中力が続きやすく、夜には自然に眠くなります。 - どうしても夜ふかししてしまいます。意志が弱いんでしょうか?
-
仕組みの問題です。あなたの意志の問題ではありません。
1日だけ気合でリズムを変えたら、あとは自然と夜に眠くなるようになります。
もしくは、あなたの中の朝活をしなくてはいけない動機が弱いのかもしれません。
その場合は、STEP1をもう少し具体化してみましょう。 - 週に1〜2回から始めるのはダメですか?
-
はい、あまりおすすめしません。週1だとリズムが作れず、結局戻ってしまいます。
というより、STEP6を何度も繰り返すことになるので、そちらの方がつらいです。
まずは2週間を目標に毎日続けて、リズムを整えるのが先です。 - 二度寝してしまうのですが…
朝活しても日中眠くなります -
まずは睡眠時間を再確認。7時間以上とれているか、途中で目が覚める原因がないか再チェック。
起きたらすぐにカーテンを開ける、寝る時間の1時間前からスマホを手放すなどで対応
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まとめ:
わたし自身、何度も「朝活やろう!」と思っては失敗してきました。
でも今回ご紹介した9ステップを実践してからは、習慣化に成功しています。
リズムが崩れても気軽に再現できるという自信がついて、夜の予定も心置きなく楽しめるようになりました。
そして大事なのは、「合わなかったらやめてOK」だということ。
夜型の方もいます。あなたが朝活があっていないことがハッキリしたのであれば、
それは立派な自己理解です。
まずは試してみましょう。きっと、あなたの生活にも変化が訪れるはずです。
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