朝夕の通勤電車。
片道30分以上、往復すれば1時間、2時間──。

正直、この時間しんどいな



スマホを眺めているうちに、いつの間にか着いている
そんなふうに、通勤時間を“ただやり過ごす時間”にしていませんか?
資格勉強をしてみようと思ったことはある。
でも、満員電車で本を開く余裕なんてないし、結局三日坊主。
気づけば今日もSNSやニュースを流し見して終わり……。


でもそれは至って当たり前のことです。
通勤電車には、集中しづらい・身動きが取れない・疲れているという
独特の制約があるからです。
大切なのは、
「通勤時間を有効活用しなきゃ」と気合を入れることではなく、
その時間と状況に合った使い方を選ぶこと。
私自身も以前は、通勤時間を「無駄な時間」だと感じていました。
ですが、冷静になって改めて整理して準備することで、
通勤時間への感じ方が大きく変わりました。
- 電車でできる作業
- 立っていてもできること
- 疲れている日用の選択肢
しかも変わったのは、通勤中だけではありません。
仕事中や自由時間にやらなくてよくなったタスクが増え、
集中すべきところに集中できる。
オフの時間は、ちゃんと休んだり、やりたいことに使える。
結果として、毎日の満足度が少しずつ上がっていきました。
この記事では、首都圏で10年以上電車に揺られ続けている筆者が、
「毎日出社している20〜30代会社員」が無理なく実践できる
通勤電車の過ごし方を、状況別に紹介します。
今日から完璧に変える必要はありません。
まずは一つ。
あなたの通勤時間を、
少しだけ“意味のある時間”に変えるヒントを持ち帰ってもらえたら嬉しいです。
ハイブリッドワーカーの方には、こちらも合わせてチェックしてほしい


時間×状況に合わせた活用で有益な時間に


通勤時間を有効活用しようとすると、
多くの人がまずこう考えます。



何か“生産的なこと”をしなきゃ



勉強しないと意味がない
でも、この考え方こそが、
通勤時間の活用を難しくしている原因だったりします。
なぜなら、通勤電車は“できることが限られた時間”だからです。
- 混雑していたら身動きが取れない
- 座れる日と立ちっぱなしの日がある
- 周囲が騒がしく、集中しづらい
- 仕事前後で、体力や気力にばらつきがある
- 人目があり、セキュリティリスクがある
こうした条件を無視してやることを決めると、
どこかで必ず破綻します。
“時間”だけでなく”状況”で考えること


通勤時間を有益に変えるコツはシンプルです。
あなたの通勤時間 × 通勤状況で分析し、それに合わせて準備する。
- 座って過ごせる通勤
- 立っていてスマホしか触れない通勤
- 混雑してスマホのディスプレイも満足見れない通勤
この3つは、同じ30分の電車通勤でもまったく別の時間です。
それなのに、それを無視して、



今日は資格勉強をする



今日は英語を勉強する
と、やるべきことだけにフォーカスして決めてしまうと、
できなかった自分にストレスを感じることになります。
あらかじめ”選択肢”を用意しておく


私が通勤時間の使い方を変えたときに意識したのは、
“その場で考えない”ことでした。
- 電車でできるブログ関連の作業
- 本業の軽めのタスク(メール返信、情報収集など)
- プライベートの用事(調べもの、予約手続きなど)
そうすると、
その日の状況に合わせて
「今日はこれにしよう」と選ぶだけで済みます。
無理に頑張らなくても、
“何もしないで終わる日”が自然と減っていきました。
タスクの事前準備を仕事にも活用したい場合はこちら


目指すのは”成果”より”余白を作ること”


通勤時間の活用というと、
つい「どれだけ成長できるか」「どれだけ成果を出せるか」を考えがちです。
でも、実際に一番大きかった変化はそこではありません。
通勤時間に軽めのタスクを済ませられるようになったことで、
仕事中は仕事に集中でき、自由な時間はちゃんと休めて楽しめる、
そんな時間の使い分けができるようになりました。



通勤時間は、人生を劇的に変える魔法の時間ではありません。
ですが、日々の負担を少し軽くしてくれる“調整弁”にはなります。
忙しくて自分の時間がない…という人はこちらを読んでみてください


通勤時間の活用が人生を豊かにする一歩目


通勤時間の使い方を少し工夫するだけで、
人生が劇的に変わる──
そんな大げさな話をするつもりはありません。
ただ、確実に言えるのは、
通勤時間をうまく扱えている会社員ほど、日々の満足度が高くなりやすいということです。
- 通勤時間の独自の特性
- 通勤時間を有効活用するメリット
- 通勤時間の活用と収入の満足度の関係
1つずつ説明していきます。
通勤時間の独自の特性


通勤時間は、他の時間帯とは明らかに性格が違います。
- 毎日ほぼ確実に発生する
- まとまった時間だが、制限も多い
- 集中しにくい空間
- スマホ中心の行動になりやすい
- 仕事前後で疲労がたまりやすい
つまり通勤時間は、
「深く考える」「成果を出す」のに向いた時間ではないのです。
それにもかかわらず、
資格勉強や難しいインプットを詰め込もうとすると、
どうしても続きません。
通勤時間は、軽めの作業、考えなくても進むこと、やっておくと後が楽になること
あたりに向いている時間帯だと割り切った方が、
結果的にうまくいきます。



勿論、勉強でも単語の暗記やヒアリングなど、できることはあります。
重要なのは、状況に合わせてやることを見極めることです。
通勤時間を有効活用するメリット


通勤時間を有効に使えるようになると、
得られる一番のメリットは「成長」ではありません。
生活全体の時間の使い分けが上手くなることです。
- メール返信や簡単な情報収集を通勤中に済ませる
→仕事中は、考えるべき仕事に集中できる - 予約や調べものを帰宅前に終わらせておく
→自由時間は「何かしなきゃ」という気持ちから解放される - 記事チェックや競合の調査など、副業のタスクを進める
→時間がない…と諦めていた、副業に挑戦する時間が捻出できる
通勤時間を有効活用し、生活全体の時間がうまく回るようになることで、
日常の余白が少しずつ増えていきます。



私自身も、通勤時間にやることを整理したお陰で、「仕事に追われている感覚」がかなり減りました。ブログもこのように継続できています。
「休日何もしないと罪悪感が…」という方はこちらの記事も読んでみてください


通勤時間の活用と収入の満足度の関係
引用元:毎日の通勤時間、有効に使えていますか!?ビジネスパーソン1,000名に聞いた「通勤電車の過ごし方に関する実態調査」(株式会社オンラインスクール) 【参考調査】通勤電車の過ごし方と収入に対する満足度の関係性
ある調査では、
通勤時間を有効に使えていると感じているビジネスパーソンほど、
現在の収入に対する満足度が高いという結果も出ています。
もちろん、
「通勤時間を使っているから収入が上がる」
と単純に言い切れるものではありません。
ただ、
時間をどう扱うかを意識できている人は、
仕事や生活全体のバランスにも目を向けられている可能性があります。
- 使えない時間をどう工夫するか
- 無理な努力をしないために何を選ぶか
- 成果を最大化するために必要な事前準備はなにか
こうした視点は、
働き方やキャリアの選択にも少なからず影響します。



通勤時間は、人生の中心になる時間ではありません。
でも、人生の質を高める時間ではあります。
具体策|通勤時間・状況別の活用方法


通勤時間を有効活用するうえで大切なのは、
自身の通勤状況をパターンごとに整理し、
状況別に“できることの引き出し”を持っておくことです。
ここでは、
20〜30代出社している会社員を想定して、
現実的に続けやすい活用方法を紹介します。



私もそうですが、ハイブリッドワーカーは通勤電車の状況もパターンが多いです。その場合は、パターンの数だけ整理しておきましょう。


座れる場合
- 本を読む
紙の書籍が好きな人は、薄めの本や文庫サイズを選ぶ
電子書籍なら、スマホ一つで完結できる - 仕事の軽作業
非定型なメールの返信
資料の構成を考える
下書きやメモを箇条書きで残す
文章チェックや軽い修正 - 動画コンテンツでインプット
画面を見続けなくてもよい内容がおすすめ



私ブログ関連の作業をすることが多いです。
文章の推敲や記事アイディアの書き出し、構成案整理などですね。
立っている+スペースに余裕がある場合
- 定型的なメールチェック・返信の下書き
その場で送らず、下書き保存でもOK - 情報収集・簡易調査
ニュースや業界情報を流し見
気になったものを後で読む用に保存
逆に後で読もうとブックマークしていた記事を読む - 各種予約や段取り作業
プライベートな予定の予約
仕事の懇親会の日程調整への回答



この状況を活かすタスクを作れるかがポイントです。
私は自分の記事を改めてスマホで見直したり、プライベートでのレストランやチケットの予約をすることが多いです。
立っている+混雑している場合
- 情報収集・簡易調査
ニュースや業界情報を流し見
気になったものを後で読む用に保存 - 音声コンテンツを聞く
画面を見ずに済むので混雑時に相性が良い
英語のヒアリングや、耳だけで学べるコンテンツがおススメ - 混雑の緩い車両を探る
同じ時間帯の電車でも、1、2本ずらしたり、車両、車両内での位置で混雑具合も変わります
スペースに余裕がありそうな条件を探しましょう



満員電車では、できることはかなり限られます。スマホ操作も場合によってはトラブルの原因になるので、混雑状況によっては避けるのが吉です。
疲れている日・正直何もしたくない場合
- 仮眠、休憩
目を閉じて、数分だけ休む
頭空っぽにして、窓から景色を眺める - 1日の振り返り
今日やったことを1つ思い出す
明日やることを1つだけ決める - 音声コンテンツを聞く
画面を見ずに済むので混雑時に相性が良い
好きな音楽やラジオを聞きましょう
睡眠を取るのも一つの選択肢ですが、
深く寝てしまうと生活リズムが崩れやすいため、
短時間の休息くらいがちょうど良いでしょう。



毎日やる気があるわけではありません。そんな日も当然あります。
ここで自分を責めないことが、長く続けるための一番のコツです。
“今日何をやるか”を考えない仕組み作り


通勤時間を無駄にしない人は、
その場で悩んでいません。
あらかじめ、状況に合わせてタスクを用意しておくだけで、
通勤時間の使い方はかなり安定します。
完璧に使う必要はありません。
「何もしない日が減る」だけでも十分な成果です。
発想の転換|通勤時間を変えてしまおう


ここまで、
「通勤時間をどう使うか」という話をしてきました。
ただ、正直に言うと──
どんなに工夫しても、通勤時間の有効活用が難しい人はいます。
どう工夫しても混雑が激しすぎる
疲労が強く、通勤だけで消耗してしまう
電車に乗っている時間が長すぎる
そんなときは、
通勤時間そのものを変えてしまうという発想も持っておきましょう。
通勤時間帯をずらすという選択肢


フレックス勤務や裁量労働制など、
勤務時間にある程度の裁量があるなら、
出社・退社の時間を少しずらすだけでも、
通勤の負担は大きく変わります。
30分違うだけで、
「多少余裕のある時間」に変わることも珍しくありません。
まずは一度、
通勤時間帯をずらせないか検討してみるだけでも価値があります。



出社先や周辺に作業スペースがあるのなら、朝早くに出勤するのもおススメ。邪魔されない時間で集中して作業し、早く退勤しましょう。
転職で通勤環境を変えるのも自己投資


通勤時間が長い、もしくは過酷な場合、
転職によって環境を変えるのも一つの手です。
通勤時間は、
働き方の一部であり、生活の一部です。
特に、
20〜30代で身軽な立場であれば、
通勤時間を減らすことは
将来の体力・時間を守る投資にもなります。
「今すぐ転職する」必要はありませんが、
選択肢として持っておくだけでも、気持ちはかなり楽になります。
転職活動を視野に入れるなら、まずはこちらから


引っ越しで物理的な距離を縮める


もう一つの方法は、
住む場所そのものを変えることです。
家賃や生活コストとの兼ね合いはありますが、
通勤時間が短くなることで得られるメリットは
想像以上に大きいものです。
毎日の通勤は、
積み重なると膨大な時間になります。
その一部をお金で買い戻す、
という考え方も、決して贅沢ではありません。
もっと時間を買いたい…という方は、家事も外注化を検討してみましょう


通勤時間に課題感を持つのが第一歩
通勤時間を変えるのは、
簡単なことではありません。
使い方を工夫するか、
環境そのものを変えるか。
どちらを選ぶにしても、
あなたが楽になる方向を選んで大丈夫です。



通勤時間に課題感を持った時点で、すでに一歩前に進んでいますよ。
通勤は生活全体の満足度を上げる調整弁


通勤時間は、
何かを大きく成し遂げるための時間ではありません。
集中しづらく、制約も多く、
体力や気力も安定しない。
だからこそ、無理に“生産的”であろうとすると、
続かなくなってしまいます。
大切なのは、
通勤時間を「頑張る時間」ではなく「整える時間」と捉えること。
状況に合った選択肢をあらかじめ用意しておくだけで、
通勤時間を有効活用でき、ストレスも確実に減っていきます。
そして、通勤時間を生産的に過ごすことで、
生活全体の時間の使い分けが上手く回り、
あなたの人生はどんどんと上向きになっていきます。
もし、
どう工夫しても通勤そのものが辛いと感じるなら、
時間帯をずらす、転職を考える、引っ越しを検討する。
通勤時間を変えてしまうのも、立派な選択です。
今日から完璧に変える必要はありません。
まずは一つだけ。
自分の通勤状況を整理して、明日の通勤で試すことを決めましょう。
この記事を読んで踏み出した一歩が、
あなたの仕事も、生活も、ほんの少し豊かにしてくれるきっかになれば嬉しいです。








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