会議が多すぎて仕事できない…断り方と減らし方5つのコツ

アイキャッチ

リモートになってから、なんで会議がこんなに増えたんだろう……

出なくていい会議に呼ばれて、本来の仕事が全然進まない

そんなふうに感じていませんか?

わたし自身、リモートワークに完全移行してから数ヶ月で、スケジュールが会議で埋め尽くされるようになりました。
移動がなくなった分だけ「ちょっと確認しましょう」が増え、気づけば早朝か残業で本来の作業をこなす日々。

在宅勤務歴は5年以上。
IT業界で計15年以上会社員として働き、現在は管理職として10名ほどのチームを持っています。
試行錯誤しながら、会議の断り方と減らし方をなんとか自分なりに整えてきました。

この記事では、
その体験をもとに「会議を角が立たず断るコツ」と「会議自体を減らす仕組み」を具体的にお伝えします。

この記事でわかること

  • リモートワークで会議が増える構造的な理由
  • 定例会議を俯瞰して「無駄」を見抜く方法
  • 個別打合せの角が立たない断り方・短縮化の方法
  • 組織に会議見直しを提案する3ステップ

この記事を読み終えるころには、
「断れない」という感覚が薄れ、明日から使えるひと言が手元に残っているはずです。

本来の仕事に使える時間を、少しずつ取り戻していきましょう。

目次

リモート時代に会議が増える理由

最後の1ピース

「会議室への移動がない」——これがすべての始まりです。

オフィス勤務のときは、会議室を予約して移動して、という手間がありました。
それに限らず、オフィス勤務が一般的な時代の会議はとにかく手間がかかったのです。

リモート全盛以前の会議開催にかかる準備

  • 資料の紙での印刷、1セットごとに整理
  • 参加者の人数、ロケーションに合わせた会議室の予約
  • 会議の内容に合わせてホワイトボードやポストイットの準備
  • 出席者のために席次表やネームプレートの作成

だからこそ「この内容でわざわざ会議を開くか」という自然なブレーキがかかっていました。

しかし、Web会議の一般化が、そのブレーキをなくしました。
「ちょっとMTGしましょう」がSlackのリアクション1つで開始する。
その気軽さが積み重なって、気づけば1日のスケジュールが会議で埋まっている——という状態が生まれます。

さらに深刻なのが、「情報共有のための会議」が激増することです。
オフィスなら廊下で30秒の立ち話で済んだことが、リモートではつい30分1コマの「確認MTG」になりがちです。

めのめ

わたしが一番こたえたのは、「早朝か残業でないと集中作業ができない」状態になったこと。本来の仕事時間が、すべて会議に置き換わっていたんです。

“定例会議”を俯瞰して見直す

戦略を立てる男性

会議を減らしたいとき、まず多くの人がやりがちなのが「出席を断る」こと。
でもわたしがまず取り組んだのは、会議を「点」ではなく「全体の関係性」で見直すことでした。

具体的には、担当している定例会議をすべてリストアップし、
それぞれについて「目的・アジェンダ・参加者・頻度・時間」を整理します。
一覧にしてみると、今まで気づかなかった重複や矛盾が見えてきます。

全体を見たら”形骸化”が見えた

悲しいマリオネット

整理してみて気づいたのは、
「最初から設計が雑な会議」よりも、「なし崩し的に定例化した会議」の方がずっと多いということでした。

たとえばこんなパターンです。

よくある”形骸化”パターン

  • 急ぎで動き始めた打合せが、いつの間にか毎週の定例になった
  • プロジェクト終了後も「なんとなく」継続されている会議
  • 担当者が変わって、目的を誰も把握していない会議
  • 意思決定がなく、共有するだけの報告会議
  • 元々は機能していたが、案件の状況が変わっているので見直されず的外れになっている会議

こうした会議は、「やめましょう」「見直しましょう」と一言言えば誰も困りません。
むしろ、参加者全員が「終わってよかった」と感じるケースがほとんどです。

見直しの意外な副産物

日本人サラリーマンたち

会議を整理した…でも、結果的に自分の空き時間はあまり増えなかった

一時的に減ったが、整理したそばから新しい会議を入れられる

そんな現実にぶつかった方も多いかもしれません。
しかし、冷静に見まわしてみると「チームメンバーは大きく時間が空いた」…
そんな予想外の収穫もあるのではないでしょうか?

わたし自身も、形骸化していた会議を整理した結果、あるメンバーは週に3〜4時間ほど空き時間が生まれました。
そこで、わたしが抱えていたタスクを引き継いでもらうことができたのです。
会議はあまり減らなくとも、仕事が減ったことで、わたしも時間の余裕を生み出すことができたのです。

めのめ

「会議を減らして自分の時間を作る」だけが目的だと思っていましたが、チームの時間が空いて委譲できるようになる——これが一番大きな副産物でした。

打合せの断り方とショート化

打合せの断り方とショート化

定例会議の整理と並行して、個別の打合せ依頼への対処法も変えました。

わたしが大切にしているのは「断る」という発想を手放すこと。
断ろうとすると角が立ちますし、そもそも相手に悪気がないことがほとんどです。
代わりに意識しているのは、時間の質を上げるために「打合せのハードルを少しだけ上げる」ことです。

“目的・ゴール・資料”を先に聞く

myst

打合せ依頼を受けたとき、わたしは毎回こう返すようにしています。

使えるひと言(Slack・メール共通)

めのめ

打合せの目的とゴール、あと事前に確認しておきたい資料があれば共有いただけますか?
アジェンダを絞れると、短時間で終わらせられると思います。

これだけで、打合せ依頼の数が体感で3〜4割は減ります。

なぜかというと、「目的・ゴール・資料」を明文化しようとしたときに、
「あれ、これチャットで確認すれば済む話だな」と依頼者自身が気づくからです。
打合せを開く必要のなかった依頼が、自然に消えていく。

めのめ

「断る」のではなく「整理してもらう」——このひと言は、相手を責める言い方にならないので、関係を崩さずに使えます。

“急ぎ系”は15分会議に変える

割けた時計

ただし、「急ぎなのでまず話させてほしい」というタイプの依頼もあります。
こういう場合、「目的・ゴール・資料」を求めると逆に険悪になることがある。

そこで使うのが、「15分ショート会議への変換」です。

声かけの例

めのめ

わかりました。今日の△時から15分、「次にやること」だけ決める場にしませんか?
そこで方向性を固めて本格的に動きましょう。

「次のアクションを決める」という目的を先に共有することで、会議が脱線しにくくなります。
時間も最初から15分と決めておくことで、ダラダラ続くことを防げます。

断るのではなく「形を変える」——これが急ぎ系の打合せへの正しい対処だと、わたしは思っています。
相手も準備不足で申し入れている以上、ほとんど了承してもらえるでしょう。

めのめ

「出なくていい会議は断る」「無駄な会議はなくす」——それだけを目指していた頃より、この2つの方法を使い始めてから、明らかに依頼される打合せの数が減りました。

組織に会議見直しを提案する

会社で会議見直しを提案する3ステップ

ここまでは個人レベルの話でした。
でも、せっかく定例会議の全体像を整理したなら、その結果を組織に共有してみましょう。
「提案」というと大げさに聞こえますが、やることはシンプルです。

STEP

現状の会議を棚卸しする

担当している会議をすべて一覧化する。
目的・アジェンダ・参加者・時間・頻度を整理し、「この会議、なぜやっているか説明できる?」をひとつひとつ確認します。

STEP

見直し結果を関係者に共有する

「廃止・統合・頻度削減」の候補をリスト化し、関係者に共有します。
押しつけるのではなく「こう整理しましたが、何かご意見ありますか?」というスタンスで進めましょう。

STEP

会議設置のフォーマットを整える

新しい会議を立ち上げるときは「目的・ゴール・参加者・終了条件」を明記するフォーマットを提案します。「終了条件(いつになったらこの会議は不要になるか)」を最初に決めておくことが、形骸化を防ぐ一番のコツです。

めのめ

提案するときに大切なのは「会議を減らしたい」という自分の都合で動くのではなく、「チーム全体の時間を有効に使いたい」という目線で話すこと。そのほうが、賛同者が増えやすいと感じています。

整理することで仕事の全体が見えてくる

会議増加による悪循環

会議を整理して気づいた、もう一つの収穫についても触れておきたいと思います。

会議が多い職場では、「仕事の状況が見えにくい」という問題も同時に起きています。
会議に追われていると、全体の流れをゆっくり把握する時間がない。
だから、ますます「確認のための会議」が増えていく——という悪循環に陥りがちです。

逆に言えば、会議設計を整えて適切に運営されるようになると、
無理なく必要な情報が吸い上げられるようになり、全体の状況が見渡せるようになります。

そしてもう一つ…
「打合せ依頼がやたらと多い担当者・業務」が、自然と浮かび上がってくるのです。

それは責めるべきことではありません。

その担当者の業務に、本当に手を入れるべき問題が隠れているサインかもしれない。
会議を整えることで、「次に何をすべきか」が自然と見えてくるのです。

めのめ

会議を減らすことが目的ではなく、「本当に必要なことに時間を使う」のが目的。そう考えると、会議の設計を整えることは、仕事全体の健康診断でもあると思っています。

まとめ|今日から1つ試してみよう

晴れやかな空

会議を一気にゼロにする必要はありません。
「すべての会議をなくせ」を目指すのではなく、「必要な会議は出る。でも無駄な会議は断っていい」——そのくらいの落とし所でちょうどいいと思います。

この記事のまとめ

  • リモートで会議が増えるのは「移動コスト消滅」が原因。構造を理解するだけで対処しやすくなる
  • 定例会議は「点」ではなく「全体の関係性」で俯瞰すると、形骸化した会議が見えてくる
  • 個別打合せには「目的・ゴール・資料を先に共有して」のひと言が効く
  • 急ぎ系の依頼には、断るより「15分ショート会議」への変換が関係を壊さない
  • 会議設計を整えると、チームの問題が自然と浮かび上がってくる

まずは1つだけ試してみましょう。
今週受けた打合せ依頼に「目的・ゴール・資料の共有」を返してみるだけでも、変化を感じられるはずです。

無理に「会議をなくす」のではなく、自分のペースで少しずつ整えていきましょう。
仕事中に時間に追われるのではなく、

次はどの仕事を進めようか

時間があるから、あのツールを試してみよう

そんな前向きな思考に時間を割きながら、あなたが働ける日がくることをお祈りしています。

定時で帰れる働き方についてもっと知りたい方はこちら。無理せず成果を出すコツをまとめています。

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