
毎日忙しくて、自由な時間がほとんどない…
そう感じている方は多いのではないでしょうか。
趣味や勉強、副業…やりたいこと、やってみたいことはたくさんあれど、
現実は、 仕事や家事、付き合いの予定に追われ、気づけば1日が終わってしまう…


私自身もかつてはそうでした。
しかし、小さな工夫の積み重ねで、1日1時間以上の自分時間を生み出せるようになり、
本業の傍らこのブログを継続できているのです。
この記事では、現役会社員を続けながらブログ執筆を行っている私の実体験をもとに、
「今日からできる自分時間の作り方」を紹介します。
あなたの大切な時間を、心からやりたいことに充てられるよう、今から一緒に見直していきましょう。
自分時間は「やらないこと」を決めて作る


私たちに与えられた時間は、誰にとっても平等です。
1日は24時間、1年は365日──この枠組みを増やすことはできません。
それでも「時間が足りない」と感じるのはなぜでしょうか。
多くの場合、主観的にはすでに予定やタスクで一日がびっしり埋まっているからです。
やりたいことを増やそうとしても、空白がない状態では新しい時間を差し込む余地がありません。


だからこそ、自分の時間を増やしたければ、まずは「何かを止める」ことから始めるのが唯一の手段です。
テレビやSNSをなんとなく眺める習慣、惰性で参加している飲み会、考えなくてもやってしまう家事のやり方など──一度立ち止まり、今の生活に本当に必要なのか見直してみましょう。
何を止めるかを決めることは簡単ではありません。
しかし、手放した先にこそ、あなたが本当にやりたいことに使える“自分時間”が生まれます。
自分時間が取れない理由


とはいえ、手放せるタスクなんてない…という人も少なくないと思います。
ここでは、私自身の経験も踏まえて、時間がないと悩む人が陥りがちな状況や習慣を説明します。
(1) タスクの優先順位が不明確
- つい目の前の仕事や雑務を優先してしまう
- やらなければいけない理由が「やらなければいけないから」になりがち
- スマホの通知の度に、重要度に関わらず内容をチェックしてしまう
(2) 家事・生活の負担が大きい
- 共働き世帯では家事に週10時間以上費やすケースも
- 一人暮らしでも、料理・掃除・買い物で日常の時間が圧迫
- 特に節約志向が強い方は、お金とのトレードオフで時間を犠牲にしがち
(3) 生活習慣の無駄
- なにも考えず、スマホやネットを見ている時間
- 移動中に何もせずボーッとする時間
- 「ながらスマホ」など、集中を妨げ、気づかぬうちに時間を奪う習慣



2025年に行われた調査では、スマホ利用は1日「3時間以上」が過半数、「5時間以上」のヘビーユーザーもいた、との結果もでています。
私が実践して効果があったこと5選
これらの理由を踏まえて、私が具体的に実践した「やめた時間」を紹介していきます。
1. スマホを見つめている時間


- SNSチェックやニュースアプリ、スマホゲームをやめる
- スマホの通知を必要最低限に設定しなおす
- トイレ、洗面所、ベッドでスマホに触らない
2. 睡眠以外のベッドで過ごす時間


- ベッドに入ったらすぐ寝る
- 目が覚めたらすぐにベットから起き上がる
- ソファーなどベッド以外でも、ついダラダラ過ごしてしまうスペースがあれば撤去も検討



目が覚めたら「カーテンを開ける→スマホを充電→トイレに行く→洗面→着替え→朝食」というように、朝のルーティンを決めて習慣づけると、楽になりますよ。



計画的、意識的にダラダラするのは、あり。
クッションなどは普段はしまっておくなど、利用に一手間必要にしておくと、無意識な利用を防げておススメ


3. 家事の時間


- 家事代行サービスを利用する
- 宅配食サービスを利用する
- 時短家電(食洗器、乾燥機付き洗濯機、ロボット掃除機)を導入する




4. 付き合いにかかる時間


- 断れる飲み会や無理な付き合いを減らす
- 「見ているだけ」「相槌を打っているだけ」のグループチャットから抜ける
- 毎月付き合いにかける予算や時間を決め、その範囲に制限する



私の部下は「職場の飲み会は月一回」と宣言し、公然のルールになっています。職場の雰囲気によっては、精神力が必要になりますが、とても有効な手段です。


5. 活用できないと諦めていた時間


- 移動時間を読書や学習に使う
- 寝る前の15分を読書の時間と決めて、夜のルーズな時間を意識的に削減する
- 起きてから出勤、始業するまでのタスクを整理し、朝活の時間を捻出する



私は電車出勤なので、スマホで可能な作業をストックしています。
ブログの記事作成でいうと、アイデア出しや参考サイトのチェック、細かい文章表現の見直しなどですね。
これは私自身が実践して効果のあった一例です。
見直して効果のあるタスクや習慣は人によって違うので、
「あまり効果がない」「もっと時間を作りたい」という方は、
1日のタスクとかかっている時間を紙に書き出してみてください。
優先度の低いタスクや習慣は一度思い切ってやめてみたり、
思ったより時間がかかっているものは、掘り下げて具体的に何に時間をかかっているかを見直すことで、
あなただけの「やめることで時間を生む時間」が見つかるはずです。
よくある質問(Q&A)


- 本業の仕事が多すぎて時間が足りない…
-
仕事も同じです、「やらなくてよいこと」を削る思考が時間と余裕を生む唯一の手段です。
タスクを可視化し、優先順位をつけてやらなくてよいことを決めましょう。 - SNSなどスマホの情報収集断ちはストレスにならない?
-
想像しているほど影響はない。
本当に実生活に困るようであれば、すぐに再開できるのでまずは止めてみましょう
本当に自分がやりたいことに時間を使おう


1日は誰にとっても24時間しかありません。
だからこそ、やりたいことに取り組む時間を生むには、まず今ある“何か”を止めることが出発点です。
私自身も、習慣を一つずつ見直すことで、1日1時間以上の自分時間を確保できるようになりました。
その時間が、こうしてブログを書く力や、新しい学び、出会いにつながっています。
自分の時間は自然には生まれません。「止める」ことから始めるのが最短ルートです。
あなたが本当に大切にしたいこと、やってみたいことは何でしょうか?
まずは一つ、「やめてもいいかもしれないこと」を見つけてみてください。
小さな一歩ですが、その積み重ねが、自由に使えるあなただけの時間をきっと広げてくれます。
この記事が、その一歩の手助けになれば嬉しいです。
本記事は以下の資料を参照しています。
令和6年の生活時間意識調査(シチズン)
https://www.citizen.co.jp/research/20240610/02.html?utm_source=chatgpt.com
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